オーディションでは何、どこを見られている?
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皆さん、こんにちは!
まだ6月だというのに、暑い日が続きますね……夏本番が今からちょっと怖い今日この頃。
水分補給をしっかりして、体調管理にも気をつけたいところですね!
さて、今回は前回の続きのお話を…と、思ったのですが、所属オーディションのご相談を数多く頂戴したため、オーディションについてのお話にいたしました!
審査員側が見ているところとは?
オーディションは慣れないうちは緊張しっぱなしで、全然思うように自己PR、実技(演技)ができなかったという方は多いのではないでしょうか。
そんな私も最初のうちは本当にダメダメでした。
声は震えるわ、手も足も震えるわで。
さて、そんなオーディション。
審査をする側の人たちは、演技のほかにも見ているところがあります。
ではそれは、どういったところなのでしょうか。
①挨拶
まずはやっぱり挨拶です。
しっかりと目を見て、大きな声ではっきりと挨拶ができているかどうか。
これは第一印象にも繋がりますから、
できるかぎりしっかりとしたいところですね。
緊張していると、どうしても震えてしまったりするかもしれませんが、
声が小さくなるくらいなら震えていても構わないから、大きな声で言ったほうがいいです。
また、オーディションによっては審査員以外にも受付の方だったり、ほかのスタッフさんもいらっしゃる場合があります。
その時は、もちろんのことその方たちにもしっかりと挨拶をしましょう!
実は受付の人に決定権があった。なんていうオーディションもあったりしますよ!
②座り方
控室やオーディション会場に椅子があるタイプのオーディションだった場合、
座り方も見られていることがとても多いです。
女性の場合は足を開いていないかとか、椅子に深く座って姿勢が悪くなっていないかとか、足を組んでいないか…etc
男性の場合も同様、姿勢が悪くないかなどを見ています。
オーディション原稿を確認して待機することが多いかと思うのですが、
ついつい前屈みになってしまう方もいらっしゃるかと思います。
彫刻のようにビシッと!まではいかなくていいとは思いますが、
そのくらいの意識は持っていて損はないかな?と。
③目を見て話すことができるか
オーディションなので、そうそう下を向いてしまう人はいないかとは思うのですが、
やっぱり緊張すると目が泳いでしまったりは、しますよね。
少なくとも審査員の方がなにか話している最中は、しっかりとそちらを向き、
できるかぎり目を見るようにしましょう。
ガン見しすぎてもあれなので(笑)眉間のあたりを見ておくといいですよ◎
④立ち方
マイク前(スタジオ収録)のオーディションがある場合は、
マイク前の立ち方もよく見られています。
台本はマイクに被っていないか。
口は下を向いていないか(しっかりマイク側を向いているか)
これは私がそうなのですが、普段収録の時はどちらかの足に重心を乗せ、
リラックスできる状態でいたりします。
しかし、さすがにオーディションなので、これもできるかぎり姿勢は正しておくべきでしょう。
どんな状態でもしっかりと読める練習は必須ですね…!
⑤チャレンジ精神
オーディションはとても大勢の方が受けにきます。
ほぼ100名単位で審査員の方は見たり聴いたりする為、
正直全員が全員同じようなものだと飽きてしまい、とても苦痛になってしまったりします。
その為、100%違うことは無理だったとしても、その他大勢に埋もれないように、
ほかの人たちとは違うことを見せられたら、聴かせられたら。
グループオーディションの時は、本当に順番が鍵となってきます。
もし最後だった場合、前の人と同じことをしてしまえば印象に残ることは難しいでしょう。
そこでチャレンジ精神が試されてきます。
大きな賭けに出ることも、時にはひとつの手だと私は思っております。
(※難しいのは、奇をてらうのとは違うということ…)
意外と「やっちまったーー!!」が、相手にとっては印象的で受かるオーディションもあったりします。
もし安全面で周りと同じ路線でいきたい場合は、少なくともそのグループ内の誰よりも上手く読めなくては意味がありません。
凄く難しいのが、どこか抜きん出ているものがないとどうしても埋まってしまうんですよね。
それで私は過去、オーディション用紙に「相手役にはなにをしても構いません」という記載があったが為に、未来の先輩になるであろう人を思いっきりビンタしたことがあります…。
ただ、ほぼそのおかげで、そのオーディションは受かりました。
(ビンタし返されました。お互い終了後に平謝りでした!笑)
オーディションは審査員の方に「お・・・!」と思っていただけるのが一番。
どんどん受けて場慣れして、自分なりの魅せ方で受けることができるように、是非いろいろ試してみてください。
以上、ここまで読んでくださりありがとうございました!