声帯は鉄ではありません

こんにちは!
鈴木です
今日は歌えば歌うほど上手くなると信じてるあなたへ
声帯は鉄じゃない
「歌が上手くなりたい」から「たくさん歌う!」のが一般的に考えることだと思うのですが、
疲れるまで、枯れるまで、歌ってるのに上手くならない!!なんでだ!!ってなってたりしませんか?
残念ながら独学でたくさん歌えば上手くなるのは、それまでに吸収してきた音楽性や知識と感覚が奇跡的に上手く自分の声帯の特性に噛み合ってた場合のみです。
そして日々、声が枯れるまで歌ってる方、声帯結節通り越してポリープができてしまう可能性があります。やめましょう。
某歌手の方がしゃがれ声になりたくてタバコを吸ったり叫んだりして今の歌声になった、という逸話を耳にしたことがありますが、これも上記の奇跡的な噛み合いが発生していた可能性が高いです。
もしも憧れた場合、あなたの人生ですからやるなとは言いませんがもしこれを読んだ上でも決行するならば覚悟を決めてやってください◎
ではどうしたらいいのか。どうしたら声帯を鍛えられるのか、歌が上手くなるのか!
あなたが今までに得ている音楽性や知識と感覚から生み出されているのが現状の歌声な訳ですから、補充して擦り合わせていくことが大切です。
はい。声帯は鉄ではないので叩けば(刺激を与え続ければ)強くなるなんてことはありません。
闇雲に歌いまくる数時間よりも正しいファームで歌う10分の積み重ねことが効果を発揮します。
酷使した後は休ませるなり相応の処置が必要です。
そしてもし痛みを感じた場合はなるべく病院に行って診てもらうことをお勧めしたいです。
正しいフォーム
先ほども書いた通り、自分の声帯の特性と合っていることがとても大切です。
自分が歌った声と雰囲気の近い歌手を見本にするといいのはこの為です
マネしやすいので手がかりも見つけやすく健康的な歌唱に繋がります
もちろん似ていない系統の歌手からも得られるものは沢山あります。
たた歌唱のコツというよりかはニュアンス、歌い回し、テクニックなどを学ぶことを勧めます。
これらが吸収されて混ざっていくことでオリジナリティに繋がるわけです。
まずは真似しやすい歌手を見つけること。
真似しようとしても上手くいかない時に上手くいかない原因を考えて突き止めること。
これを独学で進めるのが難しい時に助けてくれるのがボイストレーナーだったりするわけです。
自分の声の特性を理解して歌うことが正しいフォームだと私は考えています。
鉄を叩いてないで向き合ってみませんか?
ぜひ自身の練習に活かしてみてください!