作曲制作について

こんにちは!
竹山です。
そろそろ梅雨入りの気配がしてきましたね。
雨音が日常のBGMになるこの時期、なんとなく気分が落ち込みやすい人も多いかもしれません。
そんな時こそ、静かに音と向き合えるチャンスだと思ってます。
どうやって曲を作ってるの?
音楽に触れている時に「曲ってどうやって作るの?」「なんか難しそう…」と思うことはありませんか?
メロディなんて浮かばないし、コードもよく分からない。
でも、「ちょっと試してみようかな」という気持ちさえあれば、作曲は誰にでもできると僕は思っています。
実際、最初はうまくいかなくても、少しずつ積み重ねていくことで、自分なりのスタイルが見えてきたりします。
今回は、音楽を聴くのが好きな人や、ちょっと作ってみたいと思っている人に向けて、僕なりの作り方や感じていることをシェアしてみたいと思います。
インスピレーションのもとは?
そもそも曲を作りたいと思うきっかけは人それぞれ。
街の音や風景、何気なく聴いた曲、映画のワンシーン、日常の会話、ふとしたひとこと──。
そんな些細な出来事が、頭の中で音になってふいに浮かんでくることがあります。
僕の場合、最近は夕方に歩いているときに見上げた夕焼けの色が印象に残り、その空気感をもとに、静かなビートから作り始めたことがありました。
まさに「今、この瞬間」を切り取ったような曲です。
アイデアは大きな出来事からではなく、何気ない毎日から生まれることが多いんです。
実際の作り方
作曲のスタートはとてもシンプルです。
まずはパソコンでDAW(僕はLogic Proというソフトを使ってます)を立ち上げ、軽くコードを並べてみたり、ドラムのループを配置して、雰囲気を作るところから始めます。
そこから「この感じ、いいかも」と思ったら、ベースやギター、メロディなどを重ねていきます。
完成形を最初に決めてから作るというよりは、少しずつ音を足していって、自然と形が見えてくるイメージです。
そのプロセスもまた、ひとつの楽しさだと思っています。
難しく考えなくて大丈夫
難しく考えなくて大丈夫
作曲に興味はあるけど「何から始めたらいいかわからない」と感じることってありますよね。
実際、僕も最初はそうでした。
けれど、実は1小節、1つのループだけでも十分に楽しいし、それだけで「曲になりそう」と思える瞬間があるんです。
理論や知識がなくても、耳で「気持ちいい」と感じたものを繋いでいくことで曲はできます。
完璧を目指さなくていいし、最初はむしろ「好き」「心地よい」という感覚を大切にする方が、自分らしい曲に繋がると思っています。
そして何より大切なのは、楽しんで続けていくこと。
回数を重ねるうちに、自然とスキルも上がっていきます。
気づけば、少しずつ「こういう音にしたい」が形にできるようになっているはずです。
おわりに
曲とは、僕にとって「栞(しおり)」のような存在です。
味や匂いと同じように、その時の記憶や感情を思い出させてくれるもの。
ある瞬間の気持ちを閉じ込めておくためのものでもあります。
そんな曲を作るために、特別な準備はいりません。
スマホやパソコン1台があれば、すぐにでも始められます。
まずは一歩、音を出してみることから。
興味がある人は、ぜひ気軽に試してみてください。
曲づくりの旅は、きっと思っているよりも楽しくて自由なものです。