【第二弾】大定番コンプ!LA-2A系コンプの使い方

こんにちは!講師のSAMです!
1176コンプに続いて今回は、LA-2Aコンプレッサーを解説していきます!
このコンプも大定番で必ず使うことになると思うので、特徴は使い方を学んでいきましょう!
LA-2Aコンプとは?
・オプト(光学)式の代表格にあたるコンプ
・固定されたアタック&リリース特性(手動で調整不可)
・かかり方がスムーズで、ボーカルやベース、ギター、ストリングス、ピアノなどレガートで演奏される楽器などに最適!

主なコントロール
1. Peak Reduction(ピークリダクション) → コンプレッションのかかり具合を調整
2. Gain(ゲイン) → 出力レベルを調整(音量補正)
3. Limit/Compress 切り替えスイッチ → 圧縮の強さを変更(通常はCompress、Limitは基本使わないです。)

基本的な設定と使い方
1. 音を入力 → まずは信号を入れてメーターを確認
2. Peak Reduction を調整
3. 音が自然に圧縮される程度にダイヤルを回す(一般的に3~7dBのリダクションが目安)
4. Gain で音量を補正
コンプレッションによる音量変化を補うように調整
僕はボーカルには7割の確率でこのコンプを愛用しています!
基本2つ、3つコンプを重ね掛けしていますが、EQのあとの初段にこのコンプを入れる事が多いです。
注意点とコツ
・強くかけすぎると音が不自然になりやすい
・音がつぶれすぎないように、耳とGRメーターをしっかり確認しながら調整
・トランジェント、アタック感がしっかりあるドラムやスラップベースなどにかけると、滑らかになり迫力がなくなるので、適材適所で使用しましょう。
いかがでしょうか?
定番コンプではありますが、コントロールに少し癖があるので、まずは各パラメータがどのような働きをするかを理解してから、操作していきましょう!