『CubaseでオーディオトラックをMIDIデータ化する方法』

みなさん、こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOL 講師の鶴島です。
DTM、作曲、編曲、ギターコースのレッスンを担当しております。
今回は、Cubaseでボーカルトラック(Audio)をMIDIに変換するやり方を説明します。
ピッチ補正機能が使える上位グレードのみにはなってしまいますが、自分で歌ったボーカルをMIDIにして、
ピアノの音で鳴らしたり、ボカロソフトに読み込ませる際にも使えますのでぜひ活用してください。
「Audio素材を分析」
ピッチ補正の時と同様、Audio素材をダブルクリックして、さらに「VariAudioを編集」をクリックして、
オーディオ素材を分析させます。
画像、赤丸のところ。
「機能を選択」
「機能を選択」をクリックして、プルダウンメニューから「MIDIデータの抽出」をクリック。
画像、赤丸のところ。
※前項のVariAudioの分析をやらないと、この項目はグレーアウトして選択できないので注意してください。
「そのままクリック」
新しいダイアログが出てくるので、そのままクリックします。
「MIDIトラックが出来る」
すると、見事にボーカルトラックがMIDIに変換されました!
このままだとMIDIデータが入っているだけのトラックで音が出ないので、
音源トラックを立ち上げてピアノの音などで鳴らしましょう。
個人的な感想としては、よほどバッチリな音程で歌った歌じゃないと綺麗なMIDIデータにはならないな、という感じです ^^;
リズムのバラつきや、音程がふらふらしていると、そのままMIDIデータになってしまう感じなので、
ボーカルのメロを1からMIDIデータ化するよりも、少し時間短縮になるかも?という感じであくまで補助的な目的で使うと良いかなと思います。
とはいえ、なかなか面白い機能だと思うので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。
それでは今回はこの辺で!