「洋楽っぽい」歌い方の練習方法

皆さん、こんにちは。
DECO MUSIC SCHOOLでK-POPコースと洋楽コースを担当しているジナです。
洋楽を歌いたい生徒さんの中では「洋楽っぽく歌いたい」、「英語の発音を練習しても洋楽の雰囲気が出ない」などで悩む方が多いです。
その方のために今日の記事では洋楽の歌い方の練習に参考になれる内容をご紹介したいと思います。
「洋楽っぽさ」とは
現代ではK-POP、J-POPも含め、アーティストによって色んな歌い方が存在します。
なので正確に洋楽の歌い方を定義するのは難しくなって来ました。
ただ、言語の違いも含め皆さんが感じる「洋楽っぽさ」がわかりやすい洋楽のジャンルではR&B、Soulのジャンルの歌い方が多いと思います。
Stevie Wonder – Isn’t She Lovely
Adele – Rolling in the Deep
特に「YOASOBI」、「Aiko」、「Back Number」などのアーティストの歌い方と「スティーヴィー・ワンダー」、「アリシア・キーズ」、「アデル」、など洋楽の歌い方をくれべて見ると違いが分かりやすいと思います。
R&B、Soulの歌い方
私のレッスンでの経験を思いまして見ると、三つのポイントを生かすことが大事になります。
1。発音でリズムを作ること
2。ランズ、フェイクを練習して見ること。
3。同じ音程でも色んなトンを作ること。
今日の練習曲の「Alicia Keys – If I Ain’t Got You」を例えで練習して見ましょう。
(1)発音でリズムを作る方法
出処:kkbox.com
1:10-から始まるサビを聞いてみると、緑色の部分の単語を強調して歌ってることがわかります。
特に日本の曲と比べて子音をもっと強く発音する感覚が曲のリズム感をあげます。
b、pなどの発音の時は特に唇を使って普段より息を強く吐いて見てください。
(2)ランズ、フェイクを練習して見ること。
練習曲のイントロやエンディングを聞いて見ると「ランス」、「フェイク」があることがわかります。
これは細かくて正確に音程の変化を歌うテクニックで、日本の曲でも使われてますが、洋楽には歌の間によく使われてるので、慣れてない方は正確に音程を出せるように練習をすることをお勧めします。
こういうテクニックが上手なアーティストでは「Tori Kelly」、「Beyonce」、「Ariana Grande」,「Mariah Carey」などがいます。
(3)声の色んなトンを作ること
出処:kkbox.com
0:48からのサビの前パートを聞いて見るとチェストボイスをベースで強弱を作ることがわかります。
赤い部分は強い、黄色い部分は囁いてるような声で自然に曲の流れを波みたいに作ったことが大事になります。
声は同じ音程でも声の大きさや息の量を調整してる事で練習ができます。
もし歌にすぐ適用するのが難しい方は同じ音程を長く出しながら音量を変えたり、囁くようにしたり、強く声を出しながら練習して見ましょう。
特にR&B、soulの曲では曲の感情を生かすために色んなトンのバリエーションを使いますので是非試して見てください。
この三つのポイントは洋楽限定の特徴ではないですが、代表的な部分として練習すると他に似てるスタイルのK-POPやJーPOPの曲にもいい練習になると思いますので、初めて練習する方や洋楽の練習に悩んでる方は是非この三つのポイントから練習して見てください!
最後に、もしK-POPや洋楽の歌い方、発音が難しくて歌を一人で練習するのが難しい方、 韓国語もしくは英語で会話をしたい方がいらっしゃいましたらいつでも体験レッスンをお試しください!