どうやったら自信を持って話せるようになる?

こんにちは!
DECO MUSIC SCHOOLのCHIAKIです。
今回は『どうやったら自信をもって話せるようになるのか』というテーマでお話ししたいと思います。
人前で話すことに自信がある人はそんなにいないかも
持論ではありますが、大勢の人の前で話すということが苦手な人は、かなり多いのでは?と思っています。むしろ、得意!!という方はわりと少数派なのではないかと。
大勢の人の前で話すって非日常なことですよね。話すことを仕事にしていない限りはイレギュラーなイベントだと思います。
話す仕事ではなくても、[仕事でプレゼンなどがある][何かの司会を担当することになった]など、人前で話す機会が巡ってくることはあるかもしれません。ですが、イレギュラーなイベントであるが故に、苦手意識が発動してしまいます。
でも、普段家族や友達とは特に緊張しないで話せるという人がほとんどではないでしょうか?(※身近な人と話すのも緊張するという方も中にはいらっしゃいます)
では何故、身近な人と話す時は緊張しないのに、いざ大勢の人がいる前で話すとなると、緊張して声が小さくなったり上手く話せなくなるのか…?
それは『上手く話そう』と思いすぎるからではないのかな?と私は思います。
[失敗したくない]という気持ちから変に構えてしまい『上手く話そう』と思ってしまうのではないかなと。そして余計に緊張して体が硬直してしまう。
体がガチガチになっていると声は思うように出ません。普段、身近な人と会話をする時は普通に話せるのに、いざ大勢の人の前に立つと声が出なくなってしまうのは緊張で体がガチガチになっているからです。
「そんなことわかってるよ!でも緊張はするじゃん!!」
って言われてしまいそうですが、そうですね、単純に大勢の人の前に立つということだけでも緊張しますよね。
最初にも言いましたがイレギュラーなイベントは、もうそれだけで緊張しますもんね。
ただ、話すという行為に関しては、そんなに『上手く話そう!』と思わなくて大丈夫です。
家族や親しい友達と話すときに、そこまで『上手く話そう!』と気を張ってはいないと思います。そのくらいに思えるようになると、人前でもそんなにガチガチにならずにすみます。
が、そんなに上手くいかないですよね。
そうなんです。
わかっていても、でもさぁ…って話なんですよね。
そもそもなぜ上手く話そうと思ってしまうのか
私はカウンセラーではないので心理的なところは詳しくないのですが、人は周りの人に良く思われたいものなんだろうと思っています。
これは結構誰にでもあることなのかなと。
でも、そういうのぜんっぜん気にしない人もいるんです。そういう方って、やっぱり人前で話すのも上手だったりします。
そういった性格の方でなくても、変に上手く話そうと思わないで、人前で話せるようにはなれると思います。しかしどうやって…?
それは『慣れ』です。
「えぇ!!なにそれ!?」
って言われちゃいそうなんですけど、結局これな気がしています。(あくまでも持論です)
上手く話そうって思いすぎちゃうのは、慣れてないからだと個人的には思っています。
人前で話す回数が多くなってくると、いちいち「失敗しないように、良く見られるように話さなきゃ!」と考えすぎなくなってくるのではないかなと。
よく「出来るようになってから披露する」という人がいますが、私個人としてはトライアンドエラーの精神でいた方が早く慣れると思っています。
そう、失敗したっていいんです。もし大失敗!を避けたいというのであれば、小さな失敗を繰り返しておいた方がいいです。
いきなり大きなチャレンジ!をするのではなく、日々の生活の中で出来そうなチャレンジや、巡ってきたチャンスを逃さないことなのかなと。
例えば数人の中でちょっと発表するような機会とか、スクールでの発表会に出てみるとか。やってみて慣れていくのが1番だと思っています。
いきなりそれも難しければ、家でイメージしながら練習する。そしてそれを客観視する。(録画したり録音したり)
結論…特効薬はないので、小さな経験を積んで慣れていくのがいいのかなと。
聞いている人もみんな同じ
いざ人の前で話すとなると緊張してしまいますが、聞いている側の人だって、その立場になると殆どの人が同じだと思います。
殆どの方が緊張して上手く話せないという状況に陥ります。
だから、話す側になった時もそんなに『上手く話さなきゃ』と思いすぎなくていいんです。
でも、そうは言っても緊張しますよね。
わかります。
私もナレーターという仕事をしていますが、今でも仕事の時は緊張します。ただ、回数を重ねたおかげか、いい緊張感という感じにはなってきました。それでもめちゃくちゃ緊張する時もあります!
しかし、必要以上に緊張していると良いパフォーマンスは出来ないんですよね。
「周りで聞いている人は敵じゃない!」
そんなマインドになれるように慣れていきましょう。
レッスンで講師の前で話したり、用意された原稿を読むということでも慣れに繋がると思います。
何かを意識して(アドバイスがあったことを意識して)話したり読んだりすること自体がイレギュラーです。家族や友達と話をするのとは違った状況下で少しずつ慣れていき、さらには発声や滑舌、抑揚の付け方などをレッスンしてさらに慣れていきましょう!
それでは、スクールでお待ちしております。