観察しましょうと先生によく言われる時

こんにちは、皐月ハレです。
2月、めちゃくちゃ寒いですね、、、。
日本海側はものすごい雪が積もっている映像がニュースになったりしているのを見かけて日々ビックリしています。
私は温かい地方の出身なので東京の寒さが身を通り越して骨にしみます、、、。
さて、皆さんは絵を描く時先生に「良く観察しましょう。」と言われることがありませんか?
今回はそんな時の意識するべきポイントをお伝えできればと思います!
観察するときの基準を決めよう!
いざ先生に観察してみましょうと言われた時、「見てはいるんだけどなあ、なんか描けない、、、」
「見ながら描いては見たけれど見たように描けない、、、」
こんな風に感じることはありませんか?
観察しましょうと大きな意味で言われると何となく絵全体を見ていて実際に描くときになんか頭の中のイメージがぼやけてしまう、、、。
これは観察をするときに基準を決めていないことが原因であることが実は多いです。
例えばキャラクターの全身のイラストを描く場合、頭の大きさを基準に置いてみると良いと思います。
キャラクターの顔を描くときは例えば鼻を基準に観察をしてみるのもおすすめです。
「基準を決めてみたけれどじゃあ実際にどんな観察をしていけば良いの?」
こんな声が聞こえてきそうなので次に説明していきますね!
最初は「大きさ」「角度」「距離」の3つを観察しよう!
絵を観察する時の基準が決まったら、次はどんな要素を観察していけばいいのか考えてみましょう。
まず1番に分かりやすいのが「大きさ」です。
全身のイラストを描くのであれば、頭の大きさに対して上半身はどれぐらいの大きさかな?とか
手や足は頭の大きさに対してどれくらいの大きさかな?というように大きさに着目してみてください。
観察するキャラクターによって大きさの比率は違いますし、男女のキャラクターでも違います。
参考にしたいイラストの大きさの比率に注目してみましょう。
次に「角度」を意識してみましょう。
例えば、頭に対してどれぐらい肩のラインが傾いているかな?腰のラインは肩のラインに対して同じ向きで傾いているかな?というように
ある基準点に対してどれぐらいの角度で傾いているのかに注目して観察をしてみてください。
意外とこれまでの自分の描き方での思い込みを発見することができたりします。
参考にしたいイラストを紙に印刷をして、基準に対してどれぐらい傾いているのかマジックペンなどで上から描いてみるのも良い練習になります。
最後に「距離(または長さ)」を観察してみましょう。
大きさと角度を意識できたら最後に「距離」を意識してみましょう。
例えば頭に対してどれぐらい離れているか、どれぐらい近くなのかを考えてみましょう。
または頭の長さに対して、腕や足はどれぐらいの長さなのかに注目して観察してみましょう。
「腕って意外と短いんだな」「足は思っていたより長いぞ?」などなど発見があればそれは確実にあなたの力になります。
初めのうちはこの3つに注目して観察するだけでも中々大変だと思います。
この作業の中のゴール地点は自分のこれまで描いてきたイラストのバランスを取り直す、認知を改めるという所にあります。
観察する中で新しい発見をたくさん得ることが重要です。
平日はお仕事で忙しく、絵を描くまではできないな、、、という日は観察だけでも新たな発見があればそれは確実に力になっていきます!
継続することもとても大切なことですので、一緒に日々頑張っていきましょう!