リップロール

ミンヒ Kpopコース、プロkpopコース リップロール ” こんにちは！
DECO MUSIC SCHOOLのミンヒです！

今回はリップロールに関して説明させて頂きます。

発声練習の時良くやると思いますが、なぜやるのかを分からない方も結構いらっしゃるようでリップロールの効果や方法に関して色々教えてあげます

リップロールとは

リップロール若しくはリップトリル(lip trill)とも言えます。

リップロールは、唇を震わせながら呼吸と発声を同時に練習できる効果的な方法です。この練習は声帯の転換を感じやすくしてくれて、歌を上手に歌うためや呼吸を音と連結するのに重要な役割をします。

その理由は発声をする時声帯の振動だけでなく唇も振動するようになって声帯の負担を減らしてくれて喉を楽にほぐすのに役に立つからです。

多くの人はリップロールを単なるウォーミングアップと考えていますが、実際、これは高音の発音練習において必須な練習です。

リップロールの効果は？

リップロールの効果はいろいろあります。

1.歌う前に声帯と呼吸筋をストレッチするのに役立ちます。
歌は筋肉運動ですから、その前に十分に準備が必要です。
特に、私たちが使用する筋肉は目に見えないため、その感覚を逃しがちですが、リップロールを通じてこれをあらかじめほぐしてあげると、歌を歌う時にはるかに効果的に筋肉を使うことができます。
声帯+唇の2つが一緒に作用するので、声帯だけ動く時よりはるかに声帯に負担が少なくなります。

2.リップロールは頭声の感覚を正確に感じることができる方法です。
多くの人が頭声を使いたがってますが、その感覚をきちんと認識していないことが多いです。
リップロールは、その頭声域の振動と感じを明確に経験させ、より簡単に出せるようにしてくれます。

3.リップロールの最大の利点は、大きな音を出さなくても、発声練習ができることです。
また、この練習は間違った方向に進むことを防ぎ、正しい発声方法を自然に習得してくれます。

リップロール方法

1.頬の両側に指で少し掴む
唇の横の頬に手を持ってきます  

2. 唇を軽く震わせます。
唇の力を抜いた状態で唇を軽く震わせます。唇が緊張しないように気をつけて最大限長く震えます。  

3。スケールをしてみます。
頭の中で大きな円を描くと思って、低音から高音まで音を出します。

*一定に唇が震え、呼吸やボリュームが一定に維持することが重要。

誤った例）
-音が途切れる時→呼吸が漏れないように注意しながら音を出してみる
-全体的に強い時→唇の力を最大限抜いて唇を最大限遅く落としてみる

皆さんに一言

これを身に付けて喉に無理をさせずにより効果的に出せるようになりますように！
2024年も終わりですね。皆さんにとってどんな年でしたか？私は色んなことがあって泣いたり笑たりした充実に生きた年になったと思います。2025年も宜しくお願い致します！


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