サンプリングレートとビット数とは?
こんにちは!講師のSAMです!
今回は、実はかなり重要なサンプリングレート、ビット数(ビットデプス)について説明していきます。
ちょっと難しい題材ではあるのですが、そんなに深掘りせずなるべくシンプルに分かりやすくおすすめのサンプリングレートやビットデプスを紹介もしていきます。
さて皆さんレコーディングや作曲でプロジェクト作るときにサンプリングレートやビット数を選ぶ項目があるのはご存知ですか?
例えばプロツールスだとこの部分にあたります。
とりあえずよくわからないから初期値で設定してる方も多いと思うので、まずサンプリングレートとビットデプスの意味から説明していきます。
サンプリングレート(44.1kHz/48kHz/96kHz/ 192kHz等)
とは、1秒間に何回音を記録するかの値 を意味しています。
ビット数(16bit/24bit/32bit float)は、音量(ダイナミクス)の細かさを決める値です。
この二つの値が高ければ高いほど原音に忠実ということになります。
いわゆるハイレゾというものになります。
まずこれらの数値が高ければ高いほどデータ容量が大きくなります。
そしてサンプリングレートは高くすればするほど色んな音も収録してしまってノイズだらけの音になってしまう恐れがあります。
宅録となると余計色んな音を拾っちゃいますよね。
まず192kHzや96kHzでとってもそれを再生する環境というのはなかなかないです。(Bluetoothイヤホンはハイレゾに対応していません)
あとそこまで高音質で曲を作っても、人間は可聴範囲を超えているので、意味ないという意見の方もいますね。
僕もどちらかというとそっち派の意見です。
ビットデプスについては、僕はいつも32bit floatというので録音しています。
これを簡単に説明すると、例えば録音音量が小さいものを大きくするとき24bitや16bitとなどは音が劣化します。(ほぼわからないですが…)
わかりやすくいうと小さい画像を拡大すると画質荒くなりますよね、あれと同じ感じです。
32bit floatだとその劣化がないのです。
要するに音量を変化させても劣化はないということです。
あとDAW内でエフェクト掛け録りで音割れしても32bit flaotなら波形のゲインを下げれば音割れしない音になります。
なので一昔前は、レコーディングするときはクリップギリギリで録音しろっていうのがあったんですけど、この32bit floatで録音すれば、録音時の音量は気にしなくて大丈夫なんです!
ただオーディオインターフェースの段階で音割れしたら32bit flaotでも音割れしちゃうので気を付けましょう。
ちょっとややこしくなりましたが、要するにプロジェクト作るときは48/32bit flaotがおすすめということです。
そして書き出す時もビットレートって選べますよね。
それも(納品以外、例えばエンジニアにミックスを依頼する時等)32bit flaotにしときましょう。
そうすれば32bit flaotの特性のまま書き出されるのでミックスで音量操作するときの音質の劣化が無くなります。
そして最後納品する時、例えばCDにする時、配信する時等は44.1/16や48/24にする必要があるので、マスタリング時にディザリングと言うことをしないといけません。
そのディザリングをすることでサンプリングレートやビット数を下げたときの音質の劣化を防ぎます。
そしてそのディザリングは基本的にマスタリングに使うリミッターに機能として備わってます。
そこで納品時のビット数を選んで、書き出しの時も納品するサンプリングレートとビット数を選べば大丈夫です!
最低限必要なところを掻い摘んで話したのですが、専門的なテーマでもありますので、よくわからなかった人はとりあえずさっきの数値48/32でプロジェクトを作って、マスタリングするときディザリングをして納品時の適切な数値を選んで書き出す だけでも覚えていただけたらなと思います!
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今回は、実はかなり重要なサンプリングレート、ビット数(ビットデプス)について説明していきます。
ちょっと難しい題材ではあるのですが、そんなに深掘りせずなるべくシンプルに分かりやすくおすすめのサンプリングレートやビットデプスを紹介もしていきます。
さて皆さんレコーディングや作曲でプロジェクト作るときにサンプリングレートやビット数を選ぶ項目があるのはご存知ですか?
例えばプロツールスだとこの部分にあたります。
とりあえずよくわからないから初期値で設定してる方も多いと思うので、まずサンプリングレートとビットデプスの意味から説明していきます。
それぞれの意味
簡単に言うとこれらは音の解像度に関係する言葉です。サンプリングレート(44.1kHz/48kHz/96kHz/ 192kHz等)
とは、1秒間に何回音を記録するかの値 を意味しています。
ビット数(16bit/24bit/32bit float)は、音量(ダイナミクス)の細かさを決める値です。
この二つの値が高ければ高いほど原音に忠実ということになります。
いわゆるハイレゾというものになります。
数値が高い方がいいのか?
そして数値を高くすればめっちゃ高音質の音源できるじゃんって思うかもしれないんですけど、実はそう簡単な話ではないのです。まずこれらの数値が高ければ高いほどデータ容量が大きくなります。
そしてサンプリングレートは高くすればするほど色んな音も収録してしまってノイズだらけの音になってしまう恐れがあります。
宅録となると余計色んな音を拾っちゃいますよね。
まず192kHzや96kHzでとってもそれを再生する環境というのはなかなかないです。(Bluetoothイヤホンはハイレゾに対応していません)
あとそこまで高音質で曲を作っても、人間は可聴範囲を超えているので、意味ないという意見の方もいますね。
僕もどちらかというとそっち派の意見です。
音楽業界では何が主流?
そしてこの数字の中で音楽業界で今なにが主流かというと、48kHz/24bit (業界ではヨンパチニーヨンと呼ばれます。) というのが主流です。プロジェクト作成や書き出し時の注意点
サンプリングレートは主流に合わせて48kHzで大丈夫ですが、ビットデプスについては、僕はいつも32bit floatというので録音しています。
これを簡単に説明すると、例えば録音音量が小さいものを大きくするとき24bitや16bitとなどは音が劣化します。(ほぼわからないですが…)
わかりやすくいうと小さい画像を拡大すると画質荒くなりますよね、あれと同じ感じです。
32bit floatだとその劣化がないのです。
要するに音量を変化させても劣化はないということです。
あとDAW内でエフェクト掛け録りで音割れしても32bit flaotなら波形のゲインを下げれば音割れしない音になります。
なので一昔前は、レコーディングするときはクリップギリギリで録音しろっていうのがあったんですけど、この32bit floatで録音すれば、録音時の音量は気にしなくて大丈夫なんです!
ただオーディオインターフェースの段階で音割れしたら32bit flaotでも音割れしちゃうので気を付けましょう。
ちょっとややこしくなりましたが、要するにプロジェクト作るときは48/32bit flaotがおすすめということです。
そして書き出す時もビットレートって選べますよね。
それも(納品以外、例えばエンジニアにミックスを依頼する時等)32bit flaotにしときましょう。
そうすれば32bit flaotの特性のまま書き出されるのでミックスで音量操作するときの音質の劣化が無くなります。
そして最後納品する時、例えばCDにする時、配信する時等は44.1/16や48/24にする必要があるので、マスタリング時にディザリングと言うことをしないといけません。
そのディザリングをすることでサンプリングレートやビット数を下げたときの音質の劣化を防ぎます。
そしてそのディザリングは基本的にマスタリングに使うリミッターに機能として備わってます。
そこで納品時のビット数を選んで、書き出しの時も納品するサンプリングレートとビット数を選べば大丈夫です!
最後に
ちょっとこのサンプリングレートとビット数は色んな意見があるのでなんとも自分でもまだわからないところはありますが、とりあえず宅録に置いては48kHz / 32bit flaotで問題ないと思います。最低限必要なところを掻い摘んで話したのですが、専門的なテーマでもありますので、よくわからなかった人はとりあえずさっきの数値48/32でプロジェクトを作って、マスタリングするときディザリングをして納品時の適切な数値を選んで書き出す だけでも覚えていただけたらなと思います!
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