リズム感じてますか

こんにちは
ななほです!
今回は、歌を歌うにおいて意外と見落としがちな「リズム感」についてお話していこうと思います!

リズム感とは

リズムと言うと、遅い早いとかラップのように歌詞がしっかりハマってるとかありますが、今回注目したいのは拍子が取れているか?ということです。
どういう事かといいますと、例えば美空ひばりさんの「川の流れのように」を歌ったとしましょう。



サビの部分「ああー川の流れのようにー」の「ああー」の時ただ伸ばすだけではなくきちんと拍を感じているか、さらに言うと拍子のどのタイミングで入りどのタイミングで切るかを把握しているか。
それがリズム感です。
アップテンポな曲だけでなくバラードでもとても重要です。
この拍子を刻む感覚がない歌はとても単調で聞いていてつまらない、棒読み歌いになります。
YouTube解説でよく喋っている「ゆっくり霊夢・ゆっくり魔理沙」でお馴染みのゆっくりボイスが歌う感じになります。
あそこまでとはいきませんが、多くの方が上記に近い感じで歌っています!

リズムは刻むだけじゃない

拍子といってあまりピンと来ない方でも、ワルツやマーチなどは聞き馴染みがあると思います。
上記の言葉は拍子を表した言葉で、ワルツ=四分の三拍子、マーチ=四分の二拍子となります。
ワルツは軽やかで踊るような曲に使われ、マーチは元気に行進するような曲に使われます。
このように拍子にはそれぞれイメージがあり、拍子を知ることで作曲家がどのような曲にしたいかを知ることが出来るのです。
また拍子には強弱の規則性があり、これが歌においてとっても大事です!
1番基礎となる四分の四拍子と四分の三拍子で見ていきましょう!



画像で書いたようにそれぞれにこのような規則があります。
1度画像通りに手を叩いてみてください。
それだけでリズムが「動く」のがわかると思います。
歌においてもこの規則を当てはめて歌うだけで歌詞が明確に聞こえてくるようになります。

裏拍とは

さらに踏み込んで裏拍についても学んでいきましょう!
裏拍とは文字のごとく拍子の裏という事なのですがこちらも画像をつけて説明します。



四分の四拍子で説明しますと4分音符1つ=8分音符2つとなり赤マルをつけた後ろの8分音符が裏拍となります。
もっと身近なもので例えるなら「ラーメン」と発した時「ら“あ”めん」の「あ」の部分が裏拍になります!
この裏拍を感じていないとテンポを早取りしてしまったり遅れる原因となります。
また、裏取りを感じないとリズムの動きが固くなるためベタっとしてしまいます。
歌を聞く時や歌う時は裏拍もしっかり意識していきましょう!

リズム感を鍛えるには

最後にリズム感を鍛える方法です!
それは単純に音楽を聴く時、歌う時に手拍子を入れましょう!
そんな簡単なことで?と思うかもしれませんが歌いながら正確にリズムを刻むのは難しい作業になります。
もっと正確に!という方はメトロノームを使って叩くこともオススメです。
手拍子のポイントとしては、強弱をつけることと、叩いた時だけじゃなく手を離した時もリズムを感じて裏拍を意識することです!
地道な作業ですが、ちょっとやるだけで歌のノリが変わってきますのでぜひやってみて下さい!

ここまで読んでくださりありがとうございました♩

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