外国曲の歌詞の意味を理解することのメリットとは?

こんにちは。DECO MUSIC SCHOOLのユラです。

いきなりですが、みなさんは普段英語や韓国語などの他言語の曲を歌う時、その曲の歌詞の意味を意識しながら歌っていますか?なんとなく、曲の内容だけをアバウトに理解したまま歌っていませんか?

もちろん、趣味で楽しく歌うのにはそれで十分だと思います。しかし、曲中の単語一つ一つの意味を理解することで、歌の実力を更に伸ばすこともできるのです。

ということで、今回は他言語の曲を歌うにあたって、歌詞の細かい意味を理解することにどのようなメリットがあるのかを話していこうと思います。

メリット①:曲に対する印象の変化

まず一つ目のメリットは、曲に対する印象の変化・その曲の新しい面の発見になります。普段、歌詞の内容や意味についてあまり深く
考えていなかった方にとっては、歌詞の意味を知ることは、その曲に対する印象の大きな変化につながります。

聞き慣れて少し飽きていた曲でも、歌詞の意味を知ることでまた新しい曲に聞こえてきます。慣れ親しんだ曲から更に新しいものを発見することは、その曲により深くハマることにつながるのです。

メリット②:歌詞が覚えやすくなる

二つ目は、歌詞が覚えやすくなることです。各単語の意味を知ることで、歌詞の流れを理解することができ、次にどの単語が来るのかが覚えやすくなります。例として、BLACKPINKのHow You Like Thatの歌詞を見てみましょう。



【服の→裾を→掴もうと→高く→両手を→伸ばしてみても】

このように、歌詞のアバウトな意味を理解するのではなく、各単語の意味を理解することによって、それぞれの単語が連結し、歌詞の流れが作られるのです。
この流れが頭の中に入っていれば、次に出てくる単語も覚えやすくなり、歌詞全体をより簡単に覚えることができる、ということです。

メリット③:表現力が上がる

最後は、表現力の向上です。
歌詞の意味を知ることで感情移入がしやすくなるのはもちろん、単語一つ一つの意味を細かく理解することで、表現の仕方も細かく変化させることができるのです。

例えば、失恋の曲だからといって、全体を悲しく暗い雰囲気で歌うのではなく、幸せだった頃の回想シーンの時は少し柔らかく明るいトーンで歌ったりと、歌詞の意味に合わせて変化を入れることで、より表現が深くなります。



また、単語ごとの意味に合わせて表現を変えることも可能になります。上の画像のように、「아프고 (傷つき)」という単語の時に、エッジボイス(低音域のブツブツとした音で、声帯を閉じながら発生する声)を入れて痛みや辛さを表現するなどといった工夫ができるようになります。

さいごに

今回は他言語の曲を歌う際に、歌詞の意味を深く理解すると、どのようなメリットが得られるのかをお伝えしました。 このように歌詞の意味に注目することで、好きな曲が更に好きになれたら、とても素敵なのではないかな、と私は思います。 みなさんも一度、歌詞の細かい部分まで意識して歌ってみてはいかがでしょうか。何か新しい発見があるかもしれませんね。 では、また次回のブログでお会いしましょう!

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