重要!音源制作プロセス

みなさん、こんにちは! 今日は音楽制作における工程について説明したいと思います。

各工程の役割を知ることによって、その工程では何を注意してやるべきか、また次の工程に行くときにどんな影響があるかなど、曲全体のクオリティに大きく関わってきます。

それでは音源の完成(完パケと呼ばれます。)までの各工程を一つずつ説明していきます。

1. デモ制作 (Demo):

これは作曲にあたります。
デモは制作の出発点であり、制作の方向性を明確にするために非常に重要です。

2. プリプロダクション (Pre-production)

こちらはプリプロと呼ばれます。
アレンジを詰めたり、仮歌をとったり、楽曲に対するアプローチなど、細かなところまで決めていきます。
プリプロはとても重要です。
ここで形がはっきりしていないと、最終的なクオリティが低くなってしまいます。




3. レコーディング (Recording):

プリプロが完了したらついに本番のレコーディングです。
この段階で十分に楽曲の理解度を高め、音作りなどは完璧にしておくのがベストです。
ボーカルレコーディングに対しても、ハモリなどもプリプロ段階で考えておくのも重要です。




4. ミックス (Mixing)

ミックスは録音されたトラックをバランスよく調整し、エフェクト(EQ、コンプ、リバーブなど)を適用し、音源の質感を決めます。




5. マスタリング

こちらが最終段階で、ここでも音質を調整し、音圧を市場音源レベルまで上げていきます。
また複数曲の場合(EP、アルバムなど)は各楽曲の音量、音圧、質感、曲始まり、曲終わりのタイミングなどを決めます。
またCDにプレスする場合、DDPというマスターデータを制作する必要があります。

大まかな説明ですが、こちらが音源制作までのプロセスです。

またDAWで、デモ、プリプロまでは同じプロジェクト、レコーディング、ミックス、マスタリングは全て別のプロジェクトを制作することを強くお勧めします。 
特に全て1人で完結するセルフプロデュースではなく、アレンジャー、レコーディングエンジニア、ミックスエンジニア、マスタリングエンジニアなど、各工程に担当する方が違う場合は特に別のプロジェクトで作りましょう。
各工程をプロジェクトで分けることでどこの段階で問題が起きているか、改善できるかが分かりやすくなります。

また各工程は次の工程に強く影響するため、例えばミックスでうまくいかなかったら、レコーディングまで戻り、そこでもうまくいかなかったらプリプロまで戻るなど、その工程内で解決するだけではなく、一段階戻ることもとても重要です。

このプロセスは曲作りを始める前にきちんと把握、理解することが大事なので、僕のレッスンではまずこちらを説明します。

クオリティだけではなく、制作スピードも変わっていき、効率化されるので是非こちらは抑えておいてください!

Youtuber・動画編集コースの特徴


1、対面レッスン、オンラインレッスンどちらも選択出来ます
2、機材はいりません!スクールにある機材で始められます。
3、仕事に出来るか試してみたい

Youtuber・動画編集コースの詳細はこちら
無料体験レッスンはこちら