【MISAMOに学ぶ、アイドル歌唱の作り方】

こんにちはDECO MUSIC SCHOOLです。

最近は韓国の音楽業界が非常に熱いですね!

今回はそんなKPOPブームを加速させたTWICEから日本人メンバーのMISAMOについてお話していきたいと思います。





MISAMOのメンバー

まずはTWICEのみなさなもものプロフィールを確認してみましょう

MINA

本名:名井南(みょういみな)

年齢:28歳

誕生日:1997年3月24日

出身:兵庫県西宮市

身長:163センチ

経歴:練習生期間1年4ヶ月と11年のバレエ系経験あり



SANA

本名:湊崎紗夏(みなとざきさな)

年齢:29歳

誕生日:1996年12月29日

出身:大阪府大阪市天王寺区

身長:165センチ

経歴:練習生期間3年半、モモと同時入社



MOMO

本名:平井もも

年齢:29歳

誕生日:1996年11月9日

出身:京都府京田辺市

身長:165センチ

経歴:練習生期間3年半、ダンスマシーン お姉ちゃんのHANAもダンサー



母体となるチームTWICEについて

TWICEは、サバイバルオーディション番組「SIXTEEN」から選ばれた9人組のガールズグループで、
第3世代を代表する存在です。

K-POP界は流行の移り変わりが早く、人気の持続が難しい世界ですが、
TWICEは約10年近く第一線で活躍し続けています。

それだけでも驚異的ですが、さらに特筆すべきなのは、いわゆる“7年契約の壁”を越えながらも、
解散や脱退が一度も起きていないという点です。

メンバーの中には長い練習生期間を経てデビューしたメンバーや、
海外から単身で挑戦してきたメンバーもおり、苦労を経験してきた努力家が多いグループです。

もともとの基礎力も高く、実力者が揃っていることも長く愛され続ける理由のひとつでしょう。

所属は大手JYPエンターテインメントで、育成や戦略面でも安定したバックボーンを持っています。

また、日本をはじめ海外市場への展開も早く、K-POPアイドルのグローバル化を象徴するグループとも言えます。

収益分配に関しても、個人活動の収益を含めてメンバー全員で分配していると言われており、
チームとしての結束力の強さがうかがえます。



MISAMOについて

MISAMOは、2023年2月に結成されたTWICE初の公式ユニットです。

メンバーはミナ、サナ、モモの日本人3人で構成されており、日本市場を中心に活動しています。

グループ名は3人の名前の頭文字――ミナの「ミ」、サナの「サ」、モモの「モ」を組み合わせたもので、
韓国アイドル界隈ではよく見られるネーミング方法です。

ユニット活動

ユニット活動が成功すると、個々のソロ活動へと展開するケースも多いですが、これまで本格的なソロ活動は行わず、あくまで3人での完成度を高める活動を続けてきました。

近年ではソロ曲の発表も噂されており、これまで積み重ねてきた経験がどのように表現されるのか期待が高まっています。

MISAMOの強み

MISAMOの強みは、3人の呼吸が揃った一体感のあるパフォーマンスです。

高いダンススキルとビジュアル維持能力、さらに過密スケジュールをこなす体力も兼ね備えています。

できないことをそのままにせず、練習によって必ず形にしてきた努力の積み重ねが、現在の完成度につながっています。

MISAMOの歌の実力

歌唱面に関しては、ダンスや総合パフォーマンスとのバランスを重視したスタイルが特徴です。

歌単体で圧倒するというよりも、全体の完成度を高めるための歌い方を選択しています。

しかしそれは決して歌唱力が低いという意味ではなく、ニュアンスや見せ方を含めた“表現としての歌唱力”を大切にしていると言えるでしょう。



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MISAMOの歌声を作る前に

MISAMOのような歌声を目指す場合、まず理解しておきたいのは、歌単体で聴かせるスタイルではないという点です。

ダンスやビジュアル、ステージ全体の演出が最大限に輝くよう、歌はその邪魔をしないバランスで設計されています。

アイドルとしての総合力を前提にした発声であることを認識することが重要です。

表情と身体の動きが歌に与える影響

歌いながら激しく踊ることは容易ではありません。

本来、強い発声を保ったまま大きく身体を動かすのは非常に難しいものです。

そのため、表情やポージングを崩さないようにコントロールされた発声が求められます。

体幹トレーニングや振り付けの工夫など、見えない部分での準備も大きく影響しているはずです。

さらに、日本語と韓国語を使い分ける際の響きのコントロールも重要です。

日本語は比較的前方で浅い共鳴が多い言語ですが、韓国語は子音の動きが細かく、響きの位置もやや深めになります。

歌としての厚みや聴き心地を考えると、日本語で歌う際にも少し奥で響かせる意識を持つことで、より安定したサウンドになる可能性があります。

MISAMOの歌声を分解する──3人の声の個性と役割

歌い方は三者三様でそれぞれに特徴と曲中で担っている役割があります。

1人ずつ分析していきましょう。

ミナ──柔らかさと透明感が際立つ高音担当

 →響きの位置がポイント

裏声のような軽さや柔らかさをしっかりと残しつつ、声の響きの中心は鼻腔付近に意識的に置くことで、こもらずに前へスッと抜けていく、透明感のある声を作っている。

重たく押し出すのではなく、あくまで軽やかな裏声のニュアンスを保ちながらも、響きが上方向へ集まるようにコントロールすることで、明るくて通りの良いサウンドを生み出している。

その結果、耳にスッと届くような抜けの良さと、繊細さを感じさせる声質が両立されている。

サナ──アイドル特化型ヴォーカル

 →ピッチの安定感としゃくり

アイドルらしい可愛さやあどけなさを表現するために、ミナちゃんよりもさらに鼻腔の前方寄りに響きを集め、声のポジションをやや高めに設定している。

鼻腔の前側に響きを多く乗せることで、音色はより明るく、軽やかで、きらっとした印象になる。

その分、音程がやや甘くなりやすく、ピッチが下がったり揺れたりしやすいポジションでもあるが、そこはしっかりと支えを保ち、芯がぶれないようにコントロールして作っている。

また、跳ねるような音の流れや、語尾に向かって軽く持ち上げる「しゃくり」などの装飾を意識的に多めに取り入れることで、音に表情をつけ、よりアイドルらしい可愛さや愛嬌をプラスしている。

単に高く軽いだけでなく、細やかなニュアンスと安定したピッチコントロールを両立させることで、
“可愛い”を計算して作り上げているのである。

モモ──低音とリズムで支える芯の強さ

 →声帯閉鎖がポイント

声帯閉鎖がしっかりとしており、息漏れの少ない安定した発声が土台にある。

そのうえで、ミナちゃんやサナちゃんよりもさらに鼻腔の前方寄りで響かせており、
声のポジションがより前に設定されているのが特徴的である。

鼻腔前方に集めた響きに加えて、口腔内の共鳴も2人と比較するとやや多めに使っているため、
音に厚みと押し出し感が生まれ、結果として少し強さのある印象を受ける。

柔らかく溶けるというよりは、輪郭がはっきりしたサウンドに近い。

一方で、高音域のきらびやかな倍音成分はそこまで強くないため、
いわゆる“華やかさ”や抜けるような輝きという点ではやや控えめに感じられる部分もある。

しかしその分、リズムへの乗せ方が非常に洗練されており、
ダンスで培われた体感的なビートの取り方によって、フレーズに心地よいグルーヴを生み出している。

音そのものの派手さで魅せるというよりも、リズムのキレや安定した声帯閉鎖による芯の強さで印象を作り、
華やかさの不足を音楽的な心地よさで巧みに補っているのが大きな特徴である。

MISAMOの表現力に近づくためのトレーニング

MISAMOの3人が日頃から行っているであろう、基礎的かつ本質的なトレーニング要素をまとめました。

華やかなパフォーマンスの裏側には、地道でシンプルな積み重ねがあります。

MISAMOの声に近づきたいのであれば、まずは最低限理解しておくべきポイントから押さえる必要があります。

派手なテクニックよりも、

「響き」「客観性」「感情設計」

この3つが大きなカギになります。

透明感のある声を作る響きのトレーニング

→ 声を“どこで響かせるか”が最大のミソ

透明感を出したい場合は鼻腔の響きが特に重要。

透明感のある声は、単に細い声や軽い声という意味ではありません。

声の振動がどこに集まり、どこに抜けていくのか——その「響きのポジション」が決定的に重要です。

鼻腔に響きを集めることで、音は前に抜け、明るくクリアな印象になります。

その感覚を養うためにおすすめなのが、音程を取りながら「ネイネイ」と発音する練習です。

* ピアノや音源に合わせて音程を正確に取る

* 「ネ」の子音で鼻腔への振動を感じる

* 響きが眉間〜鼻先あたりに集まる感覚を探す

ここで大敵になるのが“力み”です。

特に首・顎・舌根まわりに余計な力が入ると、響きが止まり、透明感が失われます。

違和感を感じたらその都度止まり、

「どこに力が入っているのか?」

を細かく確認しながら脱力する習慣をつけましょう。

繊細なコントロールが、あの澄んだサウンドを作ります。

言葉を活かすための録音&フィードバック練習

→ 客観的に自分の声を聞き、微調整を重ねることが不可欠

私たちは普段、骨伝導によって自分の声を聞いています。

しかし他人に届いている声は、空気振動を通った“外側の音”。

この2つは想像以上に違います。

「自分では通っていると思っていた声が、実際はこもっていた」

「丁寧に発音したつもりが、語尾が甘くなっていた」

こうしたズレを修正するために、録音は必須です。

ポイントは、

1回録って終わりではなく、

録音 → 修正 → 再録音 → 比較

というプロセスを繰り返すこと。

特に

* 子音・母音が立っているか

* 音がクリアに聞こえるか

* ピッチがずれていないか

をチェックしましょう。

MISAMOのような安定感は、徹底した自己モニタリングから生まれます。



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感情表現を磨くスピーチ模写法

→ 技術だけを追い求めると、無機質な“ボカロ的歌唱”になりやすい。

どれだけピッチが正確でも、
どれだけ響きが整っていても、
感情が乗っていなければ、人の心は動きません。

一番やりやすい感情トレーニングは
「役者になりきること」。

まずは歌詞を“セリフ”として読んでみましょう。

* この言葉を言うのはどんなキャラクター?

* 年齢は?性格は?

* 強気?不安?照れている?

キャラクター設定を具体化し、その人物としてセリフを話します。

その後、同じキャラクターのまま音程とリズムをつけていく。

この順番が大切です。

いきなり歌にしないこと。

まず「話す」。

その延長線上に「歌う」がある。

そうすることで、声の抑揚や語尾のニュアンス、
ブレスの位置まで自然に感情とリンクします。

テクニックを後から“足す”のではなく、
感情の流れの中で自然に生まれさせる。

それが、MISAMOのようなナチュラルでありながら計算された表現力に近づく近道です。

よくある質問(Q&A)

Q1.

MISAMOはTWICEと何が違うのですか?

MISAMOは、TWICEの日本人メンバー3人による公式ユニットです。

TWICEが9人の総合力で魅せるグループであるのに対し、MISAMOはより洗練された大人っぽさや統一感を打ち出しています。

人数が少ない分、ごまかしが効かず、3人それぞれの役割や声質の個性がより明確に見えるのが特徴です。

Q2.

MISAMOは歌が特別うまいグループなのですか?

「歌だけで圧倒するタイプ」というよりも、

ダンス・ビジュアル・歌を含めた総合パフォーマンス型のユニットです。

歌唱力が低いという意味ではなく、

“単体で響かせる歌”ではなく

“ステージ全体を完成させるための歌”を選択しているのがポイントです。

バランス設計のうまさが、MISAMOの強みと言えるでしょう。

Q3.

ミナの透明感はどうやって出しているのですか?

ミナは、裏声のような軽さを残しつつ、鼻腔付近に響きを集めています。

重く押し出さず、上方向に響きをまとめることで、抜けの良い透明感を作っています。

ポイントは「力まないこと」

特に首・顎周辺の脱力が重要です。

Q4.

サナの“アイドルらしい可愛さ”はなぜ出せるのですか?

サナは、鼻腔の前方に響きを集め、声のポジションを高めに設定しています。

さらに「しゃくり」などの跳ねるニュアンスを多く取り入れることで、

可愛さや愛嬌を意図的に演出しています。

ただし前に寄せすぎるとピッチが不安定になりやすいため、

支えを保ちながらコントロールしている点がプロの技術です。

Q5.

モモはなぜ“芯が強い”印象になるのですか?

モモは声帯閉鎖がしっかりしており、息漏れが少ない安定型の発声です。

鼻腔前方+口腔の響きも多く使うため、

音に厚みと押し出し感が生まれます。

華やかな高音で魅せるというより、

リズム感と安定感で全体を支えるタイプです。

Q6.

MISAMOのように踊りながら安定して歌うにはどうすればいいですか?

まずは体幹の強化が重要です。

体がブレると呼吸もブレます。

また、強く出しすぎない発声設計もポイントです。

「常に100%で出す」のではなく、

動きに合わせて出力を調整する技術が必要です。

歌とダンスは別物ではなく、

“同時設計”されていると考えましょう。

Q7.

日本語と韓国語で歌うとき、響きは変えるべきですか?

はい、ある程度変わります。

日本語は前方寄りで浅い響きになりやすく、

韓国語は子音が強く、やや奥行きのある響きになります。

日本語で歌う場合も、少し奥の共鳴を意識すると、

より厚みのあるサウンドになります。

Q8.

MISAMOに近づくために一番大事なトレーニングは何ですか?

大きく分けて3つです。

1. 響きのポジションを整える練習

2. 録音して客観視する習慣

3. 感情を“演じる”トレーニング

技術だけを磨くと無機質になりやすいので、

必ず「キャラクター設定」をしてから歌う練習を取り入れてみてください。

Q9.

歌がうまくなくてもMISAMOのようになれますか?

大前提として、彼女たちは努力の積み重ねで今の完成度を作っています。

才能よりも、

・自己分析

・修正力

・継続

この3つの方が大きいです。

正しい方向で積み重ねれば、確実に近づくことは可能です。

まとめ

MISAMOは、K-POPのグローバル化に早い段階から貢献してきた外国人K-POPアーティストのうちの1組です。

海外出身でありながら第一線で活躍し続けている存在として、
多くのファンはもちろん、これからデビューを目指す新人アーティストにとっても大きな憧れであり、
ひとつの基準となる存在になっています。

特に、海外という環境でゼロから地位を築き上げ、
トップクラスの人気と実績を得たことは決して簡単なことではありません。

言語や文化の違い、厳しい競争環境を乗り越えて現在のポジションに到達したこと自体が、
彼女たちの努力と実力の高さを物語っています。

そのためMISAMOは、単なる人気ユニットというだけでなく、
「海外出身でも世界で通用する」という可能性を示した開拓者的な存在とも言えるでしょう。

もしそんなMISAMOのような声質や表現力に近づくことができれば、
現代的なK-POPやポップスをより楽しく、そして魅力的に歌えるようになるはずです。

今の時代の楽曲にフィットした歌い方を身につけるための、大きなヒントになる存在と言えるでしょう。



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