カラオケで高得点を出す方法
カラオケ採点で90点以上を目指したい。そう思ったことはありませんか?
今回は、ただ「うまく歌う」のではなく、「採点で高得点を取る」ために意識すべきポイントや、すぐに試せる練習方法をまとめました。
歌が得意でなくても、ポイントを押さえれば安定して高得点が出るようになりますよ。コツコツとした積み重ねが結果につながります。
採点の仕組みを理解する
採点に強くなるには、まず“機械が何を見ているのか”を知ることが先決です。
人が聴いて「うまい」と感じる歌と、採点機が「高得点を出す」歌は、意外とズレていたりします。
採点モードは一見するとシンプルなゲームのように見えますが、その裏には精密な分析アルゴリズムが潜んでいます。

採点機は「音程」「安定性」「リズム」「抑揚」「テクニック」を見ている
一般的なカラオケ機種(JOYSOUNDやDAM)では、以下の項目が点数に反映されます。
音程の正確さ:もっとも重視される項目です。実際のメロディと自分の歌声の音高がどれだけ一致しているかが数値化されます。
ど真ん中のピッチを狙ってください。ほんのわずかなズレも得点を下げる要因になります。
安定性(ビブラートや抑揚のコントロール):無駄なブレがなく、しっかりした支えのある発声かどうか。細く、長く、均等に空気を吐き続けることがコツです。
呼吸がブレるとそのまま声に出てしまい、評価が下がります。
リズム感:機械が測っているのは「合ってるかどうか」であって、ノリやグルーブではありません。
その分誤魔化しがきかないので、「強拍」「弱拍」をしっかり感じてください。
おすすめはできるだけ細かく感じることです。(16分音符や32分音符)正確にリズムを刻むことで、点数は一気に安定します。
抑揚の幅:盛り上がりや静けさをどれだけつけられているか。曲全体で見た時の強弱を考えてみてください。
ありがちなのは、全部サビと同じくらい強く歌ってしまうことです。その場合はぜひ引き算で考えて見てください。
わかりやすい強弱があることで点数も伸びやすくなります。
テクニック:ビブラート、こぶし、しゃくり、フォールなどの装飾音を使えているか。
上記の項目ありきでの「テクニック」です。無理やり入れて音がずれては本末転倒なので気をつけてください。
自然な流れの中で取り入れることが大切です。
こうした項目に意識を向けるだけで、点数に差が出てきます。
特に「自分はどこが弱いか」を分析することが重要です。
人に聴かせる歌と、採点向けの歌は少し違う
感情をこめたり、言葉を“ためたり”“走ったり”する表現は、採点ではマイナスになることがあります。
機械はあくまで「正確な音程」と「リズムの一致」を優先して判断するため、
感情を込めすぎた自由な歌い方は点数が下がりやすいです。
「正確な音程」と「リズムの一致」を最優先事項とし、「自然な強弱」も意識できると高得点を狙いやすくなります。
人に聴かせる感動的な歌と、採点で高得点を出す歌は、目指す方向が少し違います。
その違いを理解して歌い分けることができれば、両方を手に入れることも可能です。
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採点バーの「色」と「タイミング」を読む
採点中に画面に出るバーには、音程ガイドが表示されます。これを見ながら歌うことが重要です。
色付きバーが出る「場所」と「長さ」に正確に合わせて声を出せると、音程得点が上がります。
“目で見て合わせる”のは最初は難しいですが、練習すればゲーム感覚で慣れてきます。
目で合わせられるようになったら、耳でも合わせられるように、「よく聞くこと」を徹底してください。
視覚と聴覚の両方で微調整していきましょう。
ちなみに音程バーの色は金色→黄色→赤(正確→不正確)の順番で変化します。
この色も確認しながら合わせてみてください。
点数を上げる発声と歌い方のコツ
発声を変えるだけで、採点の安定感がぐっと増します。
音程が安定し、声のブレが減るからです。
では具体的に声を安定させる方法についてお話していきます。
腹式呼吸で安定した声を出す
お腹を使った呼吸=腹式呼吸は、声に安定感をもたらします。
息の量が足りずに声が揺れてしまうと、機械には「音程が不安定」と判定されます。
しっかり息で支えることで、音程バーにまっすぐ合わせやすくなります。
その時ポイントになるのが「腹圧」です。
息を吐く時に、鳩尾から5センチくらい下のところが体の前方に飛び出る力です。
重い段ボールを持ち上げる時の姿勢で歌うと腹圧がかかりやすくなり、安定した空気を出し続けやすくなります。
また、歌っている途中に息が続かなくなったり、音が揺れてしまったりする原因の多くは腹式呼吸がうまくできていないことにあります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、練習を重ねることで自然とできるようになります。
声帯閉鎖で「芯のある声」をつくる
カラオケ採点では「ブレない声」が重要です。
声帯をしっかり閉じることで、小さい力でも芯のある声が出せます。
また、最小限の息でしっかり鳴らし続けられるので、歌声を安定させるためには必須の技術です。
これを練習するのが、
エッジボイスです。「あ゛あ゛あ゛」という低く濁った声を出すトレーニングで、声帯閉鎖の感覚が身につきます。
エッジボイスを出す時は、喉に力を入れすぎないよう注意しながら、リラックスした状態を保ちましょう。
最初は音にならなくても、練習を続けると筋力がついてきて、ちょっとずつ音がなります。
抑揚やビブラートを「狙って」使う
DAMやJOYSOUNDでは、ビブラートや抑揚も点数に直結します。
ただし、やりすぎると逆効果。あくまで“採点に好かれる”範囲で使うのがコツです。
サビで少し強く声を出す
語尾に軽くビブラートを入れる
Aメロでは控えめに歌う
このように“見せ場”だけ狙って使うことで、抑揚・テクニック得点を稼ぎやすくなります。
抑揚は、声の大小や音色の変化、感情の乗せ方によって自然に作られます。
練習の際は、あらかじめどこを盛り上げたいか決めてから歌うと、効果的に表現できます。
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点数アップにつながる練習方法
では実際に、どうやって練習すれば高得点につながるのかを見ていきましょう。

原曲のピッチとタイミングを「なぞる」練習
カラオケ採点で点を取るには、“自分の歌”より“原曲通り”が正解です。
感情表現やアレンジは最小限にし、なるべくピッチ・タイミングをコピーするつもりで練習しましょう。
歌詞とメロディを文字通り“なぞる”感覚です。
YouTubeなどでMV動画を参考にしつつ、元のアーティストの歌い方を忠実に再現する練習も効果的です。
そのとき、目も耳も情報をキャッチする状態だと、意識が分散することがあります。
聞くときは視覚や嗅覚の感覚をある程度遮断して、聴覚に集中した方がいいです。
その後どう動かしているのか確認したければ、視覚的情報だけに集中してみてください。
その方が効率よく吸収できます。
録音と聴き返しを繰り返す
まず一番大事なのが録音して、
自分では「合ってる」と思っていても、録音を聴くとズレていることがよくあります。
特に音程のブレは、録音→確認→修正を繰り返すことで劇的に改善します。
そしてステージ上でもカラオケでも共通して言えることがあります。
最終的に信じられるのは、「自分の耳だけ」ということです。
録音と聞き返しをすることで、他人が聞いてる自分の声と、自分が聞いてる自分の声の差をなくすことができます。
これは非常に重要な過程です。
ここを飛ばしてしまうと、独りよがりな歌になってしまうので、必ず行ってください。
そうすることで、機械に聞かせたい音を再現しやすくなります。
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採点バーを見ながらの“ゲーム的”練習
点数を安定させるには、実際に採点機能をONにして歌うことが欠かせません。
目の前に出る「採点バー」は、まさにリアルタイムで音程を示してくれる“答え”です。
バーと声が合っているときに色が変わるので、それを確認しながら練習するだけでも、精度が大きく上がります。
そのときに音が上にずれているのか、下にずれているのか、歌い始めが遅いのか早いのかに注目して、ピッタリで歌って見てください。
よくある質問 Q&A
Q1. 歌が上手くなくても高得点は狙えますか?
A. はい、可能です。 カラオケ採点は「うまさ」よりも「正確さ」を重視します。音程やリズム、抑揚など機械が判断する基準に沿って歌えば、歌唱力に自信がなくても高得点を出せるようになります。Q2. まずは何から練習するのが効果的ですか?
A. 原曲のピッチとタイミングをなぞる練習から始めましょう。 採点ではオリジナリティよりも「どれだけ原曲通りに歌えるか」が評価されます。アーティストの歌い方を真似することが、高得点への近道です。Q3. 採点機が見ているポイントは何ですか?
A. 主に以下の5項目です。- 音程の正確さ
- 安定性(呼吸やビブラート)
- リズムの正確さ
- 抑揚の幅
- テクニック(ビブラート、しゃくりなど)
これらをバランスよく意識することで点数が安定します。
Q4. 感情を込めて歌うと点数が下がるって本当?
A. はい、採点向けには「感情の抑制」が必要な場面もあります。 “ため”や“走り”などの表現はリズムや音程のズレとして認識されてしまいます。採点モードでは、感情よりもまずは「正確さ」を優先しましょう。Q5. ビブラートやしゃくりって使った方がいいの?
A. 使い方によります。 装飾テクニックは得点に影響しますが、無理に入れると音程がズレる原因にもなります。自然に使えるようになるまでは、控えめに取り入れるのがおすすめです。Q6. 発声で点数が変わるって本当?
A. はい。腹式呼吸や声帯閉鎖の技術が安定した声を支えます。 声が安定すると音程も取りやすくなり、結果的に得点アップにつながります。基礎的な発声トレーニングは見過ごせない要素です。Q7. 練習するときにおすすめの方法は?
A. 以下の3つがおすすめです。- 原曲をなぞるように歌う
- 自分の歌を録音して聴き返す
- 採点バーを見ながら歌って調整する
視覚と聴覚を使って修正することで、正確な歌唱力が身につきます。
まとめ
カラオケで高得点を出すには、「人に聴かせる歌」とは少し違う意識と練習が必要です。
機械の評価基準を知り、それに合わせた発声や練習法を取り入れることで、安定して高得点が狙えるようになります。
今日から、ひとつでも取り入れてみてください。
点数が変われば、歌うのももっと楽しくなりますよ!
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